若い中国白菜の炒め物 細くて柔らかいので食べやすい

蟹の子が見つけにくい蟹の子と春雨炒め、

中国には双蛋焼飯というのがメニューにあるが、単に卵多めの焼き飯か、ごはんにあらかじめ卵をまとわせて黄色に仕上げるものが出てくることがほとんどなので、別段気に留めることもなくやってきたそれを見た
あっ、これはあの忘れられないあの炒飯に似ている、食べてみるとフワフワ、サラサラ、味も近いものがある、

もう閉店してしまっているが、吉祥寺に南陽という炒飯が有名な店があった、ネットのない時代に都内で有名な炒飯というのはよほどの事でもない耳に入ってくることはないが炒飯好きには知れたお店だった
目の前にでてきた炒飯は卵が和紙のこよりのように細くしかも本当に巻き上がっているのも見て取れる、それが無数にご飯に突き立っている、どんな技法でこのようになるのか、味も軽やかでその卵の食感も相まってあっという間に食べてしまった
今日のチャーハンの卵はこより調ではないが、錦糸のような細さが記憶にある南陽のものに似ていたのでフラッシュバックしたのだ
南陽はシェフが作るぞと言った時に欲しい人が手をあげるようなシステムだったと思う、初めて行って席に座り、だまってオーダを取ってくれるのを待っていたが一向に聞かれる気配もない、しばらくしてから 横柄な調子で でっ何食べんの? と聞かれたので焼飯をお願いしますといったところ、大そう怒られた、他の客がオーダしてるときに一緒に言え!とのこと、僕は他のお客さんがオーダした後に入店してるので意味が分からない オーナーのご乱心だ 隣のご夫婦がシステムをそっと教えてくれた カウンターだけの店なので、他のお客からの 虎の尾踏んじゃったねーみたいな憐憫の視線、
社会にでて数年目、社会人たるは理不尽に耐えそれをかわす事、という刷り込み教育を受けていたので別段感情の起伏もなく美味しい炒飯が来るのまって旨さに感動して帰ったという話
当時の彼女にその話をするとそんな扱いを受けてだまって座ってるのが男として情けない、付き合っていられないというところまで発展した
理不尽なことばかり引き起こしてくれた炒飯が脳裏から離れないが、その理由は性懲りもなく又食べたいというものである
情けないですかね?